脳科学からみた「祈りの効果」 と 愛情ホルモン「オキシトシン」

「“人間は一人では幸せになりにくい”

私達の脳は、他者との共生ということを大きく志向しています。(中略)

愛情や慈しみの感情を抱いたときに脳から分泌される『オキシトシン』

このオキシトシンについての研究が進むにつれ、

他者に愛情を向け思いやりを持つことが、

私たちの幸福感にとっていかに大きな意味を持つかがわかってきたのです。」

/中野信子著「脳科学からみた『祈り』より」

「脳科学からみた『祈り』」

以前ヨガニドラ(「眠りのヨガ」とも呼ばれる簡易瞑想)のティーチャートレーニングの際に、

講師のリー先生が紹介されていたのがきっかけで手にした、私の大好きな書籍の一つ。

大切な誰かの幸せを願うこと、

思いやりの気持ちを持つこと、

愛や慈しみの気持ちでもって言葉を交わすこと、触れ合うこと、

そういったこと全てが、

自分自身の脳の活性化を促し免疫力を高めるということ。

人は互いに支え合うことで

幸福を感じ、より強くなれる。

脳科学的な見解からみても、人との関わりと、そこに生じる愛や慈しみの感情が

人の幸せには欠かせないということが解っているそうです。

ヨガの八支則という教えの中で、

「祈り」の実践については「イーシュヴァラ・プラニダーナ」という言葉で表現され、

それは宇宙の調和に繋がる祈りのことを指し、

最終的には

”自身に内在する神聖さに目覚めることである”とも説明されています。

人と人との繋がりを感じ、敬い、慈しむことが

自分自身の内側と繋がり、

より自分らしい人生へと導いてくれる。

ヨガ哲学と脳科学の話には通じるところがたくさんあるんだなぁ・・・と感じた

「祈りの効果」と

「オキシトシン」の話を

レッスンへ向かう電車の中でふと思い出して

クラスの最初に皆さんにお話した、先週のカルド八王子のレッスンでした。

”ビューティー”と ”開脚”のクラスで

何故その話?

と言われそうですが・・・(^_^;)

ポーズのできる、できないにとらわれすぎずに

今日の自分を知るように、

自分の体の声を丁寧に聞いてあげることが

マットを降りたあとの日常を

きっと豊かにしてくれます。

内と外には相関性があり、

自己と他者との関係にも影響します。

大切な誰かの幸せを祈るためにも

自分自身が幸せでいること、慈しむことを大切に♥

今日は夜19:30~多摩センターのマグレブエストさんにて

コンデイショニングヨガとエナジーフローというクラスで入ります☆

また明日8/22は、隣のマグレブさんでレッスンに入ってます

(エナジーフローヨガというアクティブなクラスです)。

残暑厳しい折ではありますが、

癒しの欲しいという方も、

体動かしてすっきりしたい方も

お時間よろしければいらしてくださいねーヽ(・∀・)ノ