「大切な誰かを思うとき、心がその人への愛情にあふれるとき、
脳内にはオキシトシンが大量に分泌されています。大事な人が幸せになってほしい。自分のためだけでなく、誰かのために祈る。その祈りがそのまま、自分の脳にも良い影響を及ぼすものとなっていくのです。」
中野信子著/脳科学からみた「祈り」(第1章 脳に与える祈りの影響 より)
☆画面を通じて笑顔と言葉を交わし ”離れていても共に在る”ことを感じる、
「無料オンラインレッスン マインドフルネスヨガ&メディテーション」
ヨガと瞑想のクラスです。
お申し込みは、ホームページ内「オンラインレッスン」のページ
「ご予約はこちらから」の予約用バナーよりお願いいたします。
※詳細はこの投稿の最後にも書いてあります。
昼間自宅でテレビの情報番組をみていたら「脳内ホルモン」の話が出てきました。
ショッピングモールのような場所で一般の方に声をかけ、
簡易で作られた試着室のようなスペースの中で(恐らく数分?)二人で抱きしめ合ってもらう。
その前後で、唾液中のオキシトシンというホルモン量を測定し比較するという実験で、
ご夫婦や恋人同士、中には女性の友人同士という二人組もいましたが・・・。
結果は 皆実験前より後の方が、オキシトシン量が増えるというものです。
抱きしめ合う→オキシトシンアップ。
オキシトシンが「愛情ホルモン」という異名を持つことが改めて良くわかる実験結果ですね。
人と触れ合うこと=「グルーミング」や、触れられることによる「タッチング」の癒し効果が紹介しました。
これとは別で見かけた番組では「セロトニン」が紹介されていました。
腸内で産生される以外に、日光を浴びること、一定のリズム運動等によって
脳内での分泌が促されるセロトニンは、集中力を高め、明るく前向きな心を作る。
「オキシトシン」「セロトニン」どちらにも共通していえることは、
心を安定させ、体の免疫力を高めるということ。
「健康」や「幸福感」に深く関わっているということでしょうか。
今が世界的に危機的状況下にあり、それを一刻も早く状況が改善するために、
一人一人が感染防止に努め、
被害の拡大を避けるため「外出自粛」せざるを得ない今日の状況がありますが、
脳の仕組みから言って、
人間は一人では生きていけないように元々作られています。
人や環境との繋がりの中で自分の内側に”リズム”を感じ、
心身のバランスを保つことができるし、
大切な人を思う気持ちがあればこそ、生きる力が増し、私たちはもっと強くなれる。
人と人とのコミュニケーションにおいて、
物理的な距離が近くであっても「心が離れているなー」と感じることがあるように、
愛情や幸福感、感謝の気持ちを感じるときの心の距離というのは、
必ずしも、物理的な距離に比例するものではありません。
今のこういう状況にあるからこそ、私たちが生きるために、
お互いを思う気持ち、繋がりを感じ言葉を交わすこと、笑顔で言葉を伝えること、
これらを意識的に実践することが、今こそ必要なのだと思います。
週2回私が勤務しているクリニックでは、
糖尿病で通院加療されている患者様の血糖値やHbA1cという数値が、
ここ1ケ月ちょっとで全体的に上昇傾向にあり、
コロナウイルス感染拡大の影響によるところかなと、先生が話していました。
外出できない状況から、運動不足の上に ”ついつい食べてしまう” 過食傾向。
不安や、人と会う機会が減ることでの寂しさといった心因的要因でも、
ストレスホルモンが増加し血糖値を上昇させます。
血糖コントロールが悪い状態が続けば、糖尿病性網膜症という目の病気、
糖尿病性(腎症腎臓の病気)や、免疫力低下などの合併症リスクが高くなります。
素敵なレストランで皆が集まったり、
景色のきれいな場所で誰かと過ごす、
そういったことが再開できる時期がいつになるかはわからないけれど、
半年後、一年後、その先の私たちが健康でいるための工夫や実践が、今こそ必要です。
zoomを活用したオンラインのヨガのクラスは、
スタジオでのレッスンと同じようにいかないところもありますが、
前回初めて開催してみて、久しぶりにお客様のお顔を拝見しながら感じたことは
離れていても、私とあなたは 共に在る。
離れていても、皆共に在り、繋がりの中に生きている。
そういった体験が、とても有益だと感じています。
オンラインのレッスン、5月いっぱいトライアル期間として無料で開催します。
zoomの使い方は、ホームぺージの「オンラインレッスン」のページに詳しく書いてあるので、
初めてzoomを利用される方はそちらを参照してください。
詳細とお申し込みは、ホームぺージ
「レッスンの紹介」→「オンラインレッスン」にある「ご予約はこちらから」の緑のバナーから受け付けております。